Weinreich Rose / ヴァインライヒ・ロゼ 2021

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醸造方法

ステンレスタンクで発酵、6~8ヵ月間熟成。
残糖度:7.2g/L 酸度:6.4g/L
クロージャー:スクリューキャップ
認証:Euro Leaf ヴィーガン認証

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ヴァインライヒ醸造所はドイツのラインヘッセン地方、ベヒトハイム(ベライヒ・ヴォンネガウ)にあります。
2009年から、ヤン・ヴァインライヒ、マルク・ヴァインライヒ兄弟で醸造所を運営しています。
所有するブドウ畑はトータルで20ヘクタール、単一畑は、ガイアースベルク(Geyersberg)、ハーゼンシュプルング(Hasensprung)、ローゼンガルテン(Rosengarten)、シュタイン(Stein)を所有しています。
いずれもベヒトハイムの畑です。
栽培している品種はリースリングが30%を占め、ほかに白ブドウはヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、グラウブルグンダー(ピノ・グリ)、シャルドネ、ジルヴァーナー、バフース(バッカス)、ケルナーを、黒ブドウではシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、ドルンフェルダー、シュヴァルツリースリング(ピノ・ムニエ)を栽培しています。
現在では管理する畑の98%でオーガニックを実践しています。
醸造においても大部分がぶどう畑由来の酵母を生かした自然発酵です。
セラーでは小型のタンクを活用し、個々の畑の特徴を生かした醸造を行っています。
瓶内二次発酵によるゼクトも生産しています。年間生産本数は約15万本。
醸造家団体「Generation Riesling(ジェネレーション・リースリング)」と「Maxime Herkunft(マキシーメ・ヘアクンフト)」に所属しています。
2016年から醸造所独自の基準で造るナチュラルワイン 「Naturlich Weinreich(ナチュルリッヒ・ヴァインライヒ)」というシリーズをスタート。
スティルワイン3種類とスパークリングワイン1種類をリリースしています。
主にスキンコンタクトをしながら発酵させるワインで、清澄やろ過は行わず、二酸化硫黄の添加もしないでボトリングしています。

ヤン(兄)とマルク(弟)。
彼らは自らを「晴天と曇天」「水と炎」「ジーニアス&クレイジー」なんて表します。
マルクは、ちょっとクレイジーなくらいの考え方が好きで、挑発的でありながら、楽しみを追求したいタイプ。
ヤンは地に足が付いていて、抑制的で、現実的で、価値観と伝統を重視するタイプ。
マルクは他国のヴァン・ナチュールの考え方がとても気に入ってしまいました。
妥協のないワイン、テロワールにフォーカスを当てたワイン、もっと飲みたくなってしまうようなワインです。
しかし、ヤンは弟の考えすべてに賛同する事は出来ませんでした。
マルク曰く
 『兄が常に僕を引き止め、現実に連れ戻してくれるおかげで、うまくいっている。
かつて兄に、ナチュラルワインを注いだグラスを渡した時、彼は冷ややかな目をしました。
兄はフリークが造ったワインにうんざりし、オレンジワインを造りたいという僕のアイディアには賛成してくれませんでした。
でも、僕は自分の思いをずっと抱き続けていました。僕はそういう性格なのです。
僕は自分たちのナチュラルワインを、どうしてもボトルに詰めてみたかったのです。
僕たちのオーガニック農法のぶどう畑から、もっと多くの可能性を引き出したかったのです。
それは独りよがりの考えではありませんでした。
僕たちは、ジュラ地方、ルーション地方、ロワール地方の尊敬する醸造家たちのワインに沢山のお金を費やしました。
僕は兄と同じ船に乗るのであれば、クリアしなければならないことあるとわかっていました。
それは、飲んでいて楽しいワインを造りだすことです。頭でっかちでなく、哲学的でなく、とにかく美味しいワイン。』
マルクのチャレンジは2009年からスタートしました。ヤンも自らの立場で弟のチャレンジを手助けしました。
ヤンは、マルクに何度もブレーキをかけ、行き過ぎたものにならないようにセーブしました。
そして、2016年に二人が納得したナチュラルワインをリリースすることになりました。
両極端な兄弟が一緒に造り上げたナチュラルワイン。飲む喜びをもたらしてくれるワイン。
それが「Naturlich Weinreich」です。

(インポーター様資料より)

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