醸造方法
【土壌】花崗岩、シスト
【全房使用率】100%
【醸造】野生酵母による自然発酵を促し、適宜ルモンタージュを行います。
◆無濾過
ワイン情報
ブラック・ベリーや野性味あふれる果実の香り、コーヒー、ミネラルのアロマなど非常に豊かです。
美しい果実由来の酸味としなやかなタンニンを伴う濃厚な果実味があり、しっかりとしたミネラル感が特徴的で、複雑で長い余韻を楽しめます。
【マリアージュ】アントルコート(最高級のリブ)やフィレなどのステーキ、ソーセージのグリル、野ウサギのマスタードソース添え、鍋料理など
【サービス温度】15~17℃
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
1840年から先祖代々受け継がれてきたドメーヌを守る、現在34歳の若き生産者ダヴィッド・ラルジュ氏が、驚くほど丹念な畑作業を施して生み出される、渾身のオーガニック・キュヴェです。
地元では「大層シャイな拘り屋さん」で有名なダヴィッドですが、彼は大学で醸造学を学んだあと、独自の哲学を築き、クリュ・デュ・ボジョレーとそのすぐ南のモンムラ=サン=ソルラン村の斜面に位置する恵まれた条件の畑を、「地球の一員」として大切に管理し、一段階ずつ、着実に、有機栽培のレベルを上げてきました。
畑総面積は約8ヘクタールで、AB認定を受けており、彼はヴィニュロン(栽培農家)の血を受け継いでいることにとても責任と誇り感じていて、「ワインは畑次第だからね、ただ良いヴィニュロンになることを一生懸命考えているよ。」 とキャップを目深に被りながら笑顔で話してくれました。
また彼は栽培だけでなく醸造にも並々ならぬエネルギーを注いでおり、溢れる個性と天賦の才能によって、オリジナリティーのある魅力的なワインを次々を生み出しています。
「ぼくは人生の全てをワイン造りに捧げてる。失うものは何もないからね。だからと言って僕の価値観を押し付けようとは思っていないよ。
気に入ってもらえないのなら、それはそれだけの事だからね。」と肩をすくめながら言います。
ラベルのデザインもすべてダヴィッド自身によるもので、「友人からスペルミスを指摘されちゃって、慌てて直したこともあるよ」と、はにかみながら笑顔で話してくれる、チャーミングな好青年です。
(インポーター様資料より)