Chelva / チェルヴァ 2021

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醸造方法

醸造プロセスはFabioならではの、文字通り既による作業の連続。
手収穫されたフルーツを、素手で絞ってステンレスタンクで5日間のスキンマセラシオン。
極小のバスケットプレス(皆さんがゴミ捨てで使うポリバケツ程の大きさしかありません…正直これを初めて目にした時は模型かと思いました)にてプレス。
再度ステンレスタンクに移して半年の熟成、ボトリングとなっています。

ワイン情報

ミネラリティが非常にフレッシュで、「果汁感」に満ちています。
2019ビンテージからINOX(ステンレスタンク)へシフトする事で、フレッシュさを保つ方向性へシフトしましたが、酸化しやすいデリケートな品種だけに英断だったと断言出来ますね。

エルダーフラワー、桃、マンゴーの様な香しいアロマ。
クラウディーな仕上がりですので、澱をしっかりと沈めてクリアな上澄みから楽しんで頂き、ゆっくりと澱を舞わせて変化と共に味わって頂きたいと思います。
冷やし過ぎにはくれぐれもご注意下さい。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

Fabio Bartolomei【ファビオバルトロメイ】はイタリア生まれのスコットランド育ち。
妻の故郷であるマドリッド近郊に居を構え、地場品種にフォーカスしたワイン作りを信条としています。
ファビオにとってワイン作りはあくまでも趣味として始めた気軽なものでした。
妻の一族が代々受け継いてきた土地に、放棄されたブドウ畑があり、そのフルーツを使って自分が大好きなワインを自身の手で作ってみよう、そんな気軽な思い付きでスタートしたのです。
醸造学を修めた訳でもなければ、他ワイナリーで働いた経験もゼロ。
勘とインスピレーションだけを頼りに自宅ガレージで作り始めたワインは、いつしか彼の本業となりました。
ワインダイヤモンズのスタッフが彼と初めて会ったのはバルセロナのワインバーだったのですが、当時彼は高校のパートタイム英語教師として生計を立てながらワイン作りをしていたんですね。
文字通り、ワイン作りは趣味だった訳です。
一緒に食事をしている最中に、彼の携帯が鳴り、数十秒で会話を終えた彼は満面の笑みで「教師の仕事解雇されたからワイン作り頑張らなきゃ」と一言。
彼の人間性と、そのワインが見せる性格が余りに一致していると感じた我々はその場で彼との契約を決めたのでした。
「君は酸化防止剤として二酸化硫⻩を平均どれくらい使用してるの︖」という我々の質問に対して
「え︖そんな便利なものが世の中に存在するの︖知らなかったから使った事一度も無いよ」と答えた彼。
ワインのみならず人間自体がプリミティヴでピュアな魅力溢れております。

(インポーター様資料より)

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