Pan Opticon / パン・オプティコン 2022

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醸造方法

夜中に収穫。
2021年同様に果汁の段階から早いリリースを前提としたシンプルな方法で醸造されました。
圧搾率70%でプレスし、プレス後は冷やして落ち着かせ、澱引きし、少し温めて自然に発酵。
一次発酵後、再びステンレスタンクで落ち着かせ、再度澱引きを実施。
その後、1ヶ月間熟成し、再度澱引きし、ブルーのアルザスボトルにボトリング。
スクリューキャップ。

ワイン情報

ヴィクトリア州キング・ヴァレーのマウント・ベルビュー産(標高550m前後)のリースリングが主体で、ピノ・グリ 20%をブレンドした白ワイン。

トロピカルな酸を感じる白ワイン。
ドライフルーツ、パイナップル、シャープなアプリコットのニュアンス。
1人で20分以上かけて飲むのは、不可能な白ワイン。
柑橘系ソースのマグロのセビーチェとチチャロン(スペインの豚バラ肉の炒め物)を添えて食べると最高。

周囲の谷を一望できるヴィンヤードは、息を呑むような絶景ポイントであり、ブドウの栽培にも適した場所です。
「Pan Opticon」=「すべてを見通す目(全展望監視システム)」は、地形的にだけでなく哲学的にも通じる言葉です。
この言葉はダブリンのキルメイナム刑務所の設計手法で初めて知りました。
この刑務所はアイルランドの独立を求める多くのアイルランド人愛国者が投獄された場所であり、アイルランドの歴史を語る上では重要な舞台です。
未来のために立ち上がる人々の姿は、何とも畏敬の念を抱かせる物語です。
「Pan Opticon」で乾杯して、ささやかな自由を守ろうとする人々と、それを必死に止めようとする人々のことを考えてみましょう。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

サム(Sam Cook)とアラスター(Alastar Reed )の二人で立ち上げたワイナリー。
2014年からオーストラリア・クイーンズランド州南東部のグラニットベルト(内陸部の海抜811mの地域)でワイン作りを開始。
2016年からヴィクトリア州北東部のウィットランズ(868m)に自社畑を手に入れて、現在はクイーンズランドとヴィクトリアの2拠点でワイン作りを行う。
「minimal intervention and maximum care(極力手を加えず、丁寧に)」をコンセプトに個性的なワインを目指す!

ワイナリー名の「Konpira Maru Wines」は、TBSのスポーツ特番「SASUKE」の完全制覇者、長野誠氏(本業が漁師で「第50金比羅丸」の船長)の他の選手とは異なるトレーニング方法やチャレンジスピリットに感銘を受け、長野氏の船名「金比羅丸」をワイナリー名に。

(インポーター様資料より)

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