Pastafarian / パスタファリアン 2021

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醸造方法

Clare Valley【クレアヴェアレー】とAdelaide Hills【アデレード ヒルズ】から収穫しています。
ステンレスタンクで発酵・熟成。

ワイン情報

固く閉じたBaroloの様な味わいではなく、Langheスタイルの、リラックスして楽しめるミッドウェイットとフレッシュ感を楽しめる味わいに仕上がっています。
媚びた顕著な果実味は余り無く、ブルーベリーやスグリの様な、可愛らしさが全面に出ない、シャイなフルーツの印象。
果実感よりもクローヴやアニスの様なアーシーなニュアンスが心地よいです。

Pastafarianism【パスタファリアニズム】=日本語では「空飛ぶスパゲッティーモンスター教」というパロディ宗教をご存じでしょうか?
公的教育にIntelligent Design【インテリジェント デザイン】を採用する動きに対して諷刺と批判を目的として生まれたムーヴメントですが、海外では、この派生で「麺好き」の人々をPastafarian【パスタファリアン】と呼ぶ様になりました。
Unico Zelo【ウニコ ゼロ】のBrendan Carter【ブレンダン カーター】もその一人で、修業時代を送ったイタリアを恋しく思い、こんなワインが誕生しました。
パスタに限らず、リゾットも含めたシンプルな仕立てで楽しむカーボと好相性。少し冷やし気味で楽しんで頂ければと思います。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ウニコゼロは南オーストラリア州アデレードヒルズのガメラチャに誕生したマイクロワイナリー。
ブレンダンカーターとその妻ローラ2人が丹精込めて作るクラフト(ワインだけでなくスピリッツやリモンチェッロ、Tシャツまで!)を看板として瞬く間にオーストラリア中のプロフェッショネルを虜にしてしまいました。
人為的アクセスを極力避ける事は当然なのですが、フィアノやネッビオーロ、バルベラやドルチェットと言ったイタリア由来のオルタナティブ品種にフォーカスを当てている事が特徴です。
シャンパーニュでワイン醸造を学んだブレンダン。
クレアヴァレーでブドウ栽培学を学んでいたローラは会って間もなく意気投合。忽ち恋に落ちました。
情熱と愛情をシェアする中で、お互いの作品を生み出すプロジェクトは自然の流れであり、運命であったわけです。
お気に入りのブドウ品種はフィアノと公言して憚らないブレンダン。
更に特定の添加物は悪とも言い切ってしまう彼の姿勢は、常軌を逸した人種やアイディアの芽を摘み取る傾向が強いオーストラリアのオーセンティシティが渦巻くワイン産業に於いて、ルーシーマルゴー達伝統品種を作る人間たち以上に異質と捉えられることもあるようです。
イタリア語で「ユニークな情熱」との意味を関する新たな鋭意が誕生しました。

(インポーター様資料より)

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