In-Costante / イン・コンスタンテ 2019

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醸造方法

平均樹齢チリエジョーロ/バルベーラ約60年、フミン/コルナリン約17年。
石灰質土壌、南東向きの畑。
10月下旬に6kg入りの小カゴに手摘みで収穫。
除梗後プレス、櫂入れを行い、温度管理無しのプラスチックタンクでマセラシオン1日。
バリック樽で20日間発酵、発酵途中で瓶詰めして11か月熟成。
手作業によるデゴルジュマン。SO2無添加。
生産本数400本のみ。

ワイン情報

チェルヴェーノにある区画でこちらはビオロジックの認証を受けている。
この区画は2019年、7/13と8/1の夜、2度の雹害に合い7割のブドウを失ってしまったため、この年だけ黒ぶどうをブレンドしたスプマンテを造ることにした。
祖父の思い出の中での不変「Constante」と、雹害により偶然(気まぐれに)生まれたワインである事から「InConstante」と名付けた。
4種の黒ブドウから成る複雑性とともにフレッシュさと酸味も併せ持つ。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

イタリア、ロンバルディア州北部のヴァル・カモニカ中心に位置し、ユネスコ先史時代の芸術遺産に指定された小さな町カーポ・ディ・ポンテにおいて、ファウスト・リガブエが2003年に設立。
この歴史的エリアは古代、神聖視されていた2つの山塊、コンカレナとピッツォ・バディレが目の前に立ちはだかっている。
尚、ワイナリー名のアントニオは現当主である息子の名である。
農場は、ヴァル・カモニカの中心部に位置し、ユネスコの先史時代の芸術遺産に指定されているカーポ・ディ・ポンテの小さな町にある。
この歴史的な場所では、古代カムニによって神聖視されていた2つの山塊、コンカレナとピッツォ・バディレが前に立ちはだかっている。
1.5haの畑があるコンカレナ麓の地質は、石灰岩。切り立つ岩々の壁は、夜間に冷気、日中は熱を放射するため、ブドウの木の生長サイクルの良好な発達と有機的な品質を促進する。
痩せた土壌のためブドウの木の成長が遅く生産量は減るものの、非常に健康的なブドウの生産を可能にしている。
また、ブドウ畑を囲む木、畑を覆う多種の草、多様な生物たちが調和のとれた環境を維持している。
畑へ撒くのはプロポリス、銅、硫黄のみ。土壌への施肥を行わないため、1株あたり3~4房、平均収量は約5~6オンス。
力強いブドウが実をつける。
「剪定は植物の生存を気にする作業ではなく、ワインの品質だけを気にする作業。すべての栽培植物と同様に、栽培形態を決定するのは人間の介入である。」
として、剪定は特に雨の多い年に最小限行うのみ。
栽培するブドウ品種はリースリング・レナーノ、バルベーラ、メルロー、チリエジョーロ、フミン、コルナリンなど。
基本的な作業としては、除梗後に優しく破砕。
果汁、果皮、種子を残し、開放桶で発酵、その後プレス。
何も加えずにバリックやトノーで数年熟成する。
木材を使用することで、テロワール由来、そしてヴィンテージの特徴を引き立てる。
そして重力による滓引き、瓶詰を行う。
カンティーナでの作業は、ブドウの特性を高め、シンプルかつ環境への影響を配慮している。

(インポーター様資料より)

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