Bull Swamp / ブル・スワンプ 2018
醸造方法
除梗の後にステンレス発酵、古樽熟成。
ワイン情報
Wiiliam Downie【ウィリアム ダウニー】と共に共同で運営する畑の一つであるBull Swampは、Williamの自宅兼農園であるGuindelaine Farm【ギンデラン ファーム】の丘を降りた麓、Warragul【ワラグル】の街から最も近いBaw Baw Shire【ボー ボー シャイアー】の中心に位置するGippsland【ギプスランド】最古の畑です。
オーストラリアの雄Penfold’s【ペンフォールズ】が1900年代初頭にストックしていた古いChardonnayの苗木を植えた、このオーガニック ヴィンヤードは海抜約150m、近年の干ばつに喘ぐオーストラリアにとって救世主的存在である火山性土壌。
ミネラルに富み、青リンゴや白桃といったストーンフルーツの味わいとブラッドオレンジ、フローラルで華やかなアロマを特徴としています。
極めて滑らかな舌触りと、ジュース自体の高いクオリティをジンジンと感じさせてくれます。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
ヒースコートのブドウ農園で生まれたパトリック サリヴァン。
ブドウやワインに囲まれて幼少記を過ごした彼は順風満帆でアカデミックな人生を送り、品行方正で行儀の良い青年となり、洗練の極みとも言えるワインを作る天才です…なんて大嘘です。
彼は我々日本のワイン業界人が考えも及ばないクソガキです 笑
アデレード大学とメルボルン大学を卒業し醸造学を学ぶに至るまで彼は牛や豚、羊の畜殺場で働いていました。
ロンドンでワインにのめり込みオーストラリアへ帰国。
学位を取得した現在、彼の口から飛び出てくるのは刺激的というか風刺的というか、とにかく衣が着せられていない剥き出しの感情です。
「醸造学なんて必要無いよ。畑で何を行うかが重要であって栽培農学の方が余程大切なんだ。
ワイン作りなんてシンプルなもんで、発酵槽にブドウをぶち込む。発酵が終わって不快な匂いがしなけりゃそれでオッケーさ」とのたまいます。
現在はサウザンド キャンドルズ農園でブドウの管理を全て一手に引き受け、自身の名前でもワイン作りを楽しみ、シーズンオフにはボージョレやシシリーでビンテージに参加。
彼が作るワインはロンドンのナチュラルワインバー テロワールでも大人気銘柄であり、いよいよ世界のスターダムに伸上って来た感さえあります。
オーストラリアの風来坊。パトリックから目が離せません。
(インポーター様資料より)
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