Benjamina Pet Nat / ベンハミーナ・ペットナット 2019
自然派ワイン
醸造方法
両品種とも軽いスキンコンタクトを行っており、シンプル極まりないスタイルの大方のカタルーニャ産Pet Natとはかなりスタイルが違います。
マセラシオンの後に同一のステンレスタンクへ移して混醸。
一次発酵が落ち着き始める頃合いを見てボトリング、同時に冷却保存しておいた同一のマストをボトルに入れて二次発酵を促しています。
相変わらずデゴルジュマンはしていません。
ワイン情報
例年通りXarello/Macabeuが70/30のPet Nat。
青リンゴや洋梨、グレープフルーツの香りが顕著。
口当たりに円やかな厚みがあり複雑、旨味も豊富で爽快さでスイスイ飲ませる典型性とはベクトルにありますね。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
Artesano Vintners【アルテザーノ ヴィントナーズ】はDON/KIneliを作るAlex Craighead【アレックス クレイグヘッド】から醸造技術指導を受けながらMike Shepherd【マイク シェファード】が作る小さな小さなワイナリー。
バルセロナ近郊に住み畑のケアを続けながら試行錯誤を重ねて生まれる全てのワインは未だ二十代のニュージーランド人によるものです。
マイキー(我々は若き彼を親しみを込めてこう呼んでおります)はまだ十代の頃にCambridge Road【ケンブリッジ ロード】のワインに魅せられてワイン作りを始めたのですが、いかんせんランス同様にロジカルなメソッドを苦手としているんですよね…現場で叩き上げられた経験と朴訥な外見がそのまま反映された様な勘だけで仕事をしているような印象があります。
でもだからこそ彼が作るワインには「わざとらしさ」が無い。
テクニカルなイメージを与えない、純然たる旨味だけで勝負出来るワインを作るんです。
(インポーター様資料より)
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