醸造方法
冬にプレスしたリンゴジュースと65度のオーガニック・カルヴァドスを3:1の割合でアッサンブラージュ600Lの古樽で熟成し瓶詰め
澱引・濾過後瓶詰め
SO2無添加 トータル:20mg/L未満
残糖89g/L
ワイン情報
甘味果実酒。
ノルマンディから限定入荷のオーガニックポモー、2018年のリンゴジュースと2016年に蒸留したカルヴァドスを3:1の割合でアッサンブラージュ、古樽で熟成しました。
粘性豊かな黄金色で芳醇なリンゴの香りがたっぷりと広がり、自然な甘さとフルーティさと綺麗な酸、マイルドなアルコール感が絶妙のバランスです。
キリッと冷やしてストレートがお奨めです。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
フランス北西部、モンサンミッシェルで有名なノルマンディ地方。
その世界遺産からパリに向かって西へ100Km程行くと、洋梨ポワレの有名産地Domfront(ドンフロン)地区St Cyr du Bailleul(サン・シル・デュ・バイユール)村です。
そこには緑豊かな小高い丘陵地に牧場とリンゴ園・洋梨園が共存するノルマンディの伝統的な景色が見られます。
この地で半世紀以上に渉り農園を経営するフェルム・ド・ラ・モットは、1949年に現経営者ジェローム・ルクロニエの祖父が農場を購入し牛乳生産を開始、1958年にはフェルムを創業しポワレ・シードル・カルヴァドスを生産する体制を築きました。
化学者の道を歩んで来たジェロームは1998年に両親から農園を引継ぎ、現在は夫人と弟の3人で家族経営を続けています。
2004年には「地球に優しい農業」を志し、全ての農園を有機栽培に転換し、ドンフロン地区唯一のBioポワレ、そしてシードル・カルヴァドスを産出しています。
無農薬で育てた洋梨(1種類)とリンゴ(12種類)は、北風が吹き始める11月に収穫が始まります。
樹から熟した果実が自然に地面に落ちてくるのが収穫の合図、ひと際背が高い高樹齢の洋梨の実もふわふわな地面のお陰で全く傷むことは有りません。
収穫した果実は、きれいに水洗いし、機械で砕き果汁をグラスファイバータンクに移しゆっくり時間をかけてアルコール発酵、その後瓶内二次発酵、瓶熟成を経て出荷されます。
長期熟成が可能で、当然のことながら6月頃の初出荷分と瓶熟後とでは異なった味わいを楽しむことが出来ます。
澄んだ青い瞳の生産者ジェロームは、「自分たちの一番大切な仕事は畑を観察すること、果実の状態が健全であればこそ美味しいポワレやシードルが出来あがります」と静かに語ります。
輝く黄金色の極め細やかな泡、程良い酸味と苦みと甘みが絶妙のバランス!
食前酒は勿論、食事に合わせて、そしてデザートにも…日本の飲食シーンに新たな1ページをフェルム・ド・ラ・モットと一緒にお楽しみ下さい。
(インポーター様資料より)