醸造方法
自生酵母(ソーヴィニヨンブランは培養酵母使用)
空気圧搾後、24時間[12℃]醸した後、ステンレスタンクで15~20日間[20℃]発酵
(10~15日間[20℃]マロラクティック発酵あり)
様々な産地の木樽で7ヶ月[12~14℃]
シュールリー熟成
濾過有・無清澄
SO2発酵時:20mg/L 熟成時:30mg/L 瓶詰め時:10mg/L トータル:45mg/L
ワイン情報
イエローの外観にレモンや熟れた果実のアロマを感じます。
柔らかく滑らかなテクスチャーに果実と酸のバランスが良く、塩味や少々スモーキーなタッチが大人な印象を与えてくれます。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
マルク・テンペから「ボルドーに行くなら一度訪ねておいで!」と紹介されて2013年2月に初訪問。
世界有数のワインの銘醸地ボルドー。その地を流れるドルドーニュ河とガロンヌ河の三角州地帯に広がるのが、アントル・ドゥ・メール地区です。
ここで1920年にシャトー・オー・マレは誕生し、ブドン家によって代々受け継がれてきました。
現在は3代目であるパトリック・ブドンが27haのブドウ畑を所有しています。
彼の父の代から除草剤や化学肥料を使わないビオロジック農法を進め、1995年には有機栽培の認証である「ECOCERT」を取得しています。
土壌は粘土石灰と粘土堆積で、凝縮感があり洗練された味わいのワインを造り出します。
ブドウは垣根仕立てを施され、ボルドーの平均に比べ約30cm高めに組まれています。
この方法はブドウが自然に上に伸びる力を最大限に利用しながら、多くの太陽と風を受けて病気を避けるために採られています。
またブドウ畑の周りに雑木林や溝を残すことで、ブドウと自然がバランスを取りながらストレスをかけずに共生しています。
こうして出来たブドウは、収穫後ゆっくり4時間もの時間をかけ優しくプレス。雑味の無いジュースが搾り出されます。
醸造も極力人の手をかけずいたってシンプルに行われ、エレガント且つフルーティーで柔らかさを持ち合わせた非常に優れたバランスのワインが造られます。
実はこのシャトー、あのアルザスビオディナミの巨匠マルク・テンペが22歳の頃に自然なワイン造りを目指すべく修行をした場所としても有名で、彼のワイン造りの原点とも言える場所です。
「テロワールを最大限に引き出し自然と共生する」自然派一筋の男が造り出す、エレガントでフルーティーなオーガニックボルドー、是非ご堪能下さい。
(インポーター様資料より)