Ovum Gruner Veltliner / オヴム グリューナー・ヴェルトリーナー 2021

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醸造方法

一部全房、アカシア樽を含む様々な容器で自然醗酵(一部は短くスキンコンタクト)。
エッグタンク(1800L)へとブレンドされ、9ヵ月熟成。
酸化防止剤はマロ醗酵の後に僅かな添加のみ。
ノンフィルター、清澄剤不使用。
クロージャー:コルク(VINC+)

ワイン情報

2019年産の初リリース以来発売と同時に即完売となってきた人気の白ワイン。
BKが敬愛するオーストリアの造り手「Weingut Emmerich Knoll」へのリスペクトが込められた印象的なラベルは一目見たら忘れられませんが、その味わいもまた印象的。
2021年はさらに洗練さを増し、甘夏を皮ごと食べるかのようなアクセントが効いた果実味と、蜜猟と甘やかな白い花のアロマが重なるような魅惑的なキャラクターは今年も健在。
とろみさえ感じるようなテクスチャーはブレンダンが愛する上質な日本酒のようでもあります。

皮ごと完熟した甘夏を食べるような果実感に白い花と蜜猟が重なる魅惑的なアロマ。
ピリッとアクセントとなるスパイスと共に口に入れた瞬間に味わいが広がる。
上質な日本酒のような繊細かつとろみのある質感が特徴的。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ニュージーランド生まれのBrendon Keys / ブレンダン・キースは、アルティザンなクラフトワインの造り手が集まる、今、オーストラリアのみならず世界で一番ホットな産地、南オーストラリアのバスケットレンジで、その名声の一翼を担うに値する作品を産み出しています。

NZのギズボーンでワインメーカーとしての歩みを始めたブレンダンは、カリフォルニアに移り、オーパス・ワンの醸造ヘッドを務めていたポール・ホブスの元でスキルを磨きます。
その後2004年にはポールに乞われアルゼンチンのヴィーニャ コボスの設立に参加しています。
しかしポールを尊敬しながらもブレンダンは、JuraやAlsace, Burgundyのナチュラルでありながらモダンなスタイルのワインに傾倒していき、2007年、ついに自らの夢を果たすべく小さなワイナリーをアデレードヒルズの森の中に興しました。

ブレンダンの目指すスタイルはナチュラルですが決して懐古的ではなく、アヴァンギャルドとさえ呼べるものです。
野生酵母での醗酵や亜硫酸の最小限の使用(ペティアンはサンスフル)は当然のことですが、オフフレーバーはワインメーカーの矜持として許しません。
したがって出来上がるワイン、例えばSkin& Bones Whiteなどは25日間のスキンコンタクトをしながらもオフフレーバーの欠片もない美しさに仕上がっています。

2014年秋、ブレンダンはLe Grappin(Andrew Nielson)とブルゴーニュでコラボしたガメイを醸造しました(Les Deux Fous)。
醸造に立ち会ったChanterivesの栗山さんは
「ブレンダンのプロフェッショナルな仕事ぶりには学ぶところが大きいです。
SO2を最小限に抑えても破綻の無い作りで、あの品質を保てるのですから凄いです。」
と、彼のスキルを絶賛しています。

(インポーター様資料より)

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