醸造方法
一次発酵は野生酵母でステンレスタンクで実施。
その後、冷凍保存していたマストと共に瓶詰し、瓶内で二次発酵を行います。
無濾過・無清澄。
ワイン情報
酸味が心地よく瑞々しくてフレッシュなフリッツァンテ。
2020年がファーストヴィンテージで、生産者にとっても新しい挑戦。
ラベルのブラックスワンには、希少性や未体験の意味があり、鳥の羽のような軽やか味わいを楽しんでほしいという思いを込めています。
キリッとした飲み口で、ドライな印象ながら、ほどよく果実感もあります。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
マルタ・ヴァルピアーニは、エミリア・ロマーニャ州の東部の都市フォルリから南西に10kmほどの町カストロカーロ・テルメ・エ・テッラ・デル・ソーレ村にあります。
このエリアは標高300mほどの丘が連なり、その斜面に葡萄畑があるので、のどかな風景が広がっています。
ワイナリーは1998年にワイン畑を引き継ぐかたちで設立され、2006年がワイナリーとしてのファーストヴィンテージになります。
栽培面積は12.5haで年間生産量も3万本程度のとても小さなワイナリーです。
現当主のエリサ氏は、母親のマルタ氏と共に目の行き届く範囲でワイン造りをしていることに誇りを持っています。
2004年に新設したセラーも、2/3は地下にすることで機械的な温度管理を必要としていません。
また、意識的に小規模なセラーにした上で、太陽光パネルを活用するなど環境への配慮もしています。
醸造工程も野生酵母による発酵で、SO2の使用も最低限に抑えています。
大好きな自分たちの土地を次世代にも残していきたいという思いに溢れた彼らのワインは、飾らず素朴な味わいです。
(インポーター様資料より)