醸造方法
自然酵母
9月末収穫
20hlのクヴェヴリで低温で2日間醸しプレスせず、そのまま10~12日間発酵
そのまま11ヶ月間マロラクティック発酵・熟成
無濾過・清澄あり
瓶詰め:2020年9月22日
SO2は発酵・マロラクティック発酵・熟成・瓶詰め前:20mg/L トータル:108mg/L
ワイン情報
カヘティ地方マナヴィ村にあるギウアーニは大昔からワイン造りに携わる家族が守るワイナリーです。
標高450m、茶褐色の砂利土壌で育つルカツィテリをクヴェヴリで2日間醸し後プレスせず、そのまま発酵・熟成し瓶詰めしました。
ライトイエロー色、杏やドライトマトの香り、柑橘のコンポートのジューシーなエキスに、柔らかいタンニンとアフターの塩味がアクセントとなっています。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
ジョージアのおよそ7割のワインを生産するカヘティ地方で新たに素晴らしい生産者と出会いました。
カヘティ地方Manavi(マナヴィ)村にあるGiuashvili(ギウアシュヴィリ)家が経営する「Giuaani(ギウアーニ)」は設立年が分からない程、
大昔からワイン造りに携わってきた歴史を持つ家族によって守られてきたワイナリーです。
4代前(1894年生まれ)が誕生した頃には庭に5つのクヴェヴリが転がっていたそうです。
1965年生まれの現オーナー Kakha Giuashvili(カハ・ギウアシュヴィリ)がワイン造りを始めた頃は、代々受け継がれてきた伝統をベースに新しいテクノロジーを取り入れようと動き出した流れの真っただ中でした。
カハはそれらの歴史を汲み取り、毎日の連続した仕事によって生み出されるワインをビジネスとするため一念発起し、2010年にギウアーニを設立、住居のある敷地内に醸造施設を整えました。
そして2014年にはギウアーニとして初めての収穫を迎えました。
現在は20haの畑と広い敷地内に整った醸造設備を完備、安定した経営基盤の下、ゆとりを持ったワイン造りを行っている印象です。
醸造はThomas Kontopos(トーマス・コントポス)が担当しています。
畑は出来るだけ自然な栽培方法で管理し、醸造段階ではプレス機を使用せず除梗・破砕したブドウを低温で醸し、それぞれのタンクやクヴェヴリで発酵熟成、酸化防止剤は控えめに添加という手法を取り入れています。
また自家栽培ブドウ以外にも品質を見定めたブドウを手当します。カベルネソーヴィニョンはマナヴィ村から少し離れた畑で育ったブドウです。
オーナーが方向性を定め、トーマスを初めとする優秀な40歳代のスタッフ中心に伝統と革新が調和した技法で様々なタイプのジョージアンワインを造り続けています。
安定した品質と抜群のコストパフォーマンス、奇抜さではなく、穏やかでエキスが詰まったギウアーニのワインを是非体験してください。
(インポーター様資料より)