Yokel Verdelho / ヨーケル・ヴェルデーリョ 2019

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醸造方法

手収穫、手除梗、開放発酵から1週間のスキンコンタクト。
バスケットプレス後は再びステンレスタンクで半年のシュール・リー、素手で、数日に一度のハンド・バトナージュ。
SO2はボトリングの際に15ppm使用しています。

ワイン情報

Yokel(ヨーケル)はワインメーカーJo Perry(ジョー ペリー)のルーツであるSwan Valley(スワン ヴァレー)からの買いブドウで造られるカジュアルレンジ。

オーストラリア最古のワイン生産地区としてよく知られるSwan Valleyですが、プレミアムレンジのワイン生産地区としてはMagaret River(マーガレット リヴァー)の後塵を拝す事となって30年以上。
これは80年代以降に国際品種の爆発的ブームがきっかけであり、ポート品種を育て続けて来た同地にとってかなり大きな打撃を受けた悲しい歴史の一部でもあります。
YokelシリーズはそんなSwan Valleyのブドウ農家にスポットライトを当て、再び活気を取り戻すべく始まったプロジェクト。
しかしながら全ての農家がオーガニックのプラクティスを徹底しており、品質の高さとカジュアリティが並び立つ素晴らしいコンセプトでもあります。

このキュヴェは、Swan Valley北部に植えられた自根ゴブレ、樹齢80年のVerdelho(ヴェルデーリョ)から生まれるリフレッシュ・ホワイト。
青リンゴ、レモンゼスト、マジパンの香りが顕著でフィニッシュがほんのりスモーキー。
Swan Valleyの代名詞的ブドウ品種であり、Yokelシリーズの根幹とも言える代表作です。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

スペイン語で「ぐうたら」を意味するワイナリー名、ましてや西オーストラリアと言えばサーファーの天国、恐らく野放図なメンズが立ち上げたワイナリーだとばかり思っておりましたが…
ワインメーカー兼オーナーはJo Perry【ジョー ペリー】、聡明で美しい女性でございます(Josephineの愛称がJoです)。←エアロスミスとは一切の関係ございませんw
西オーストラリア最古のワイン生産地スアン ヴァレー出身の彼女は、お爺さんがビールメーカー。
彼の影響で「醸造」に興味を持った彼女は14歳の時に地元の雄ケープ メンテルのビンテージに参加、同じ年には自宅の庭から収穫したアプリコットでワインを作る様な行動力の塊だったそうです。
南オーストラリアで醸造学を学んだ後にヨーロッパ行脚をスタート。
ボルドーを皮切りにブルゴーニュ、ローヌ、スペイン、ニュージーランドと渡り歩き、自身のワインレーベルを立ち上げる迄は再びスペインへと戻り、Riax BaixasのBodega Vina NoraとPazos del Reyで雇われの醸造長を務めていました。
そして故郷を離れて10年が経過した2012年、Joはホームへと戻り自分自身の畑とワインを確立する事を決意、そこで誕生したのがこのDormilonaです。
実はDormilona、彼女がCommuen of Buttons【コミューン オブ ボタン】のJasper Button【ジャスパー ボタン】と同時にオーストラリア若手優秀醸造家賞”YOUNG GUN”に輝いた2016年から日本へのアプローチは開始されていたのですが、2020年になりやっとリリースされることが決定!
待ちに待ったとはこのこと!

(インポーター様資料より)

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