Cotes du Rhone Rouge / コート・デュ・ローヌ・ルージュ 2018

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ワイン情報

紫がかった深い赤色の外観の通りのフレッシュでフルーティーだが、南仏らしい力強さも感じられる飲みやすいワイン。
丸みもあり舌触りも良い。
鮮やかな色彩のエチケットは女性からの人気が高い。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ローヌ地方の南部、アヴィニョンに程近い場所にある、家族経営のワイナリー。
1930年に、3haの畑からワイン造りを始め、現在は合計で50haの畑をローヌ地方に所有している。

1990年頃に、4代目となるクリスチャン氏が、より良いワインを造るために研究と試行錯誤を重ねた結果、「ワインは自然から造られるものであり、より自然に近い方法で葡萄、そしてワインを造ることが、質の高いワインを生み出す最適な方法である」という考えに至り、オーガニック栽培を始めた。
1997年には、ECOCERTのオーガニック認証を取得。
さらに5代目のファビアス氏がワイン造りに参加してからは、徐々にビオディナミ農法を取り入れるようになり、2009年には、DEMETERのビオディナミ認証を取得している。

農薬や化学的な肥料等を一切使わずに、自然に即した栽培で、年々ワインの品質を向上させている彼らは、ワインへの亜硫酸の添加もできる限り少なくしたいと考えており、現在でも既に他のワインと比較すれば極少の添加量だが、今後もできる限り添加量を減らし、添加そのものをなくせるようにしたいという。

ビオディナミを行う造り手として、自然派の側面ばかりが強調されるようだが、彼らのワインの特徴はそれだけではなく、そのテロワールや醸造技術も特質すべきものと言える。

タヴェルの葡萄畑は、薄い石が一面に広がるタヴェルの特徴的な土壌であり、そこから生み出されるロゼワインは、まさに「タヴェルのロゼ」といえる複雑でしっかりとしたロゼワインに仕上がっている。
リラックは、シャトーヌフ・デュ・パプと良く似た、丸石と砂で構成された土壌で、しっかりとした葡萄ができる。そこで造られたワインは、シャトーヌフ・デュ・パプと極めてよく似た味わいとなる。

収穫は葡萄を最適な状態に保つため、全て夜に行い、各ワインごとに発酵温度を適切に管理しながら、伝統的な醸造スタイルで醸造を行っている。もちろん、自然酵母のみで発酵を行う。

南仏の狭いエリアでありながら、各地で多様なテロワールとなる稀有な環境をいかし、自然を大切にして造られたワインは、飲むほどに癒されるような、優しいワイン。

(インポーター様資料より)

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