Altiesse en Paradis, le Gres, Vin de France / アルテス・アン・パラディ、ル・グレ 2018

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醸造方法

斜度20-35度、南南西向き急斜面、灰色泥炭土の下層土に石灰の小石が沢山転がる畑。
新品アンフォラ(炻器)、ドゥミ・ミュイ、古樽にて12ヶ月醸造後、6ヶ月タンク熟成。
瓶詰時に1g/HLと僅かにSO2添加。
瓶詰’20/8/20、600本のみの生産。

ワイン情報

キュヴェ名は、VDFにはAltesseの表記が認められていないから、Altiesseに。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

リュックは、栽培の仕事を請け負いながら2011年初めて自身のワインをリリースした。
とはいえ、まだたった1.2haのぶどう畑を借りているに過ぎない。
しかし、彼の活動はサヴォアの伝統を今に復活させる大きな一歩であることに間違いない。
伝統白品種アルテス(ルーセット)は栽培にとても手間が掛り、晩熟で多産性赤品種のモンドゥーズは収量を40ha/hl以下に抑えないと良いワインができない。
そんな難しい品種から、彼はこの地ならではのワイン造りに情熱を賭けている。
スキー最上級者にしか滑れないようなただでさえ急峻な斜面に、石灰岩の露出した山から転げ落ちてきた石がびっしりと2mも積もった畑。
足元悪く、歩くだけでフラフラするのだ。そこに晴天時にはじりじりと照りつける太陽が35度もの暑さをもたらす。
こんなところで畑仕事ができるとは到底思えない、、
その畑で、ビオ、ビオディナミを実践し、他にはない類稀な味わいのワインを造っている。
いろいろ試験的なワインも造るなど、これからが楽しみな生産者の出現だ!
現在は新しい畑も手に入れ、耕作の請負仕事も辞め、トータルで3haの畑から自身のワイン造りに専念している。
自然なワイン造りにとても研究熱心で、あの幻の醸造家ジャック・ネオポールとも親交があり2014年には何度も来て醸造を手伝いながらアドバイスをしてくれた。

(インポーター様資料より)

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