醸造方法
スドクーフ・ドゥールの半径25kmにある昔からある果樹園の樹齢40年以上のりんご数種類を使用。
ドルゥヒ・グレフティのグリューナー・ヴェルトリーナー、カベルネ・ソーヴィニヨンの搾り滓とユートピアサイダーのプレス済みのりんごジュースを混ぜ合わせ、23日間スキンファーメント。
その後プレスし、自家農園で取れた天然のハチミツを少しだけ加え、ボトル内で二次発酵させる。
ノンフィルター、酸化防止剤なしで瓶詰め。
アルコールは4.1%、1.5bar.
ワイン情報
リンゴとぶどうが一緒に発酵したライトなスパークリングワイン。
(ナチュラルワインメーカーとコラボした遊び心あるピケット)
*ピケットとは、ぶどうの搾り滓を水やりんご果汁、その他の液体に漬け込んで果皮の残糖分を発酵させたもの(だいたい3~4%のアルコール度数になるよう調整)
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
当主のイヴォさんは、元々チェコの首都プラハで広告業を1996年からしており、2007年に独立、小さな広告代理店共同設立し、今でも戦略的プランナーとして働く。
2011年にエヴァ(奥様)さんと共に農業をやるためにターボル近郊のスドクーフドゥルという田舎の高地に引っ越します。
木や低木を植え、野菜の菜園を作り、蜂、羊、ガチョウ、アヒル、鶏、鯉、マスを育て、いろいろなものを実験的に発酵させ始める。
2015年、渓谷にある友人の80年前の果樹園からリンゴを収穫することの許可をもらい、初めてシードル(600リットル)造る。
この時の実験の結果から、酵母を使わずに自然に発酵させるナチュラルなシードル造りをすることを決意する。
2016年に古い厩舎(馬小屋)を古樽が46個置けるセラーとシードリー(醸造所)に改造し、初ヴィンテージを誕生させる。
現在のりんご園は、スプレーなし、隣人の馬糞とリンゴ搾りかすの堆肥だけで栽培しており、近い将来、バイオダイナミック農法をとりいれるべく動いている。
また、彼はシードル造りに関して、古い英国のサイダー製造の伝統(木樽、スティル、辛口シードル、自然発酵、マロラクティック発酵)に触発されるのとともに、ろ過せず、酸化防止剤を使用しないという信念を持ち、モラヴィアのナチュラル生産者とともに日々、ナチュラルなシードル造りに励んでいる。
日本の国旗を思わすラベルは、日本に影響をうけたわけではなく、要塞、池、太陽が上にあり、ユートピアの上には太陽があるという意味。
(インポーター様資料より)