Novaia Recioto della Valpolicella Classico DOCG / ノーヴァヤ・レチョート・デラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ 2017

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醸造方法

マラーノ・ディ・ヴァルポリチェッラのノーヴァヤにあるブドウ園「ル・ノヴァヘ」だけの葡萄。
標高320m南向きと南東向き。平均樹齢40年。
火山岩、粘土と石灰石の土壌。
レチョートの源流は紀元前500年頃のアシナティコ。
伝統的な丘陵のフルッタイオ(ドライ乾燥室)での約140日間の自然乾燥。
小さなステンレス鋼タンクでの低温、最大15℃での40〜50日間の発酵。
そのうちの10日間はブドウのマルクでの低温前発酵浸軟。
自然に発酵が停止し、マロラクティック発酵開始。
樽で12か月、瓶内セラー熟成6カ月以上の熟成。
ピークは収穫年からカウントして7年後〜。
総SO2量43mgと極めて少ない。

ワイン情報

オーガニック認定。アマローネの甘口タイプ。

紫の色調の深いガーネットレッド色。

強烈なアロマ、フルーティで、赤い果実、スパイス、コーヒー、ビターチョコレートの含みがあります。

残留糖分を含む構造のワインで、甘く、ビロードのような、暖かく、包容力があり、エレガントで丸く滑らか、非常に長い芳香の持続性があり、フルーツジャムとバニラの明らかな要素があります。

年間1000本だけの生産と希少なワイン。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ヴァオナ家は、15世紀からこの地に住みました。
19世紀の終わりにパオロ・ヴァオナは葡萄栽培からモノポールとしてボトリングと販売を開始。
1973年に会社名をNOVAIAと命名。
セサーレとジャンパオロ・ヴォオナは子供たちのマルチェロとクリスティーナと共に今も継承を続けています。
現ワインメーカーのマルチェロはサンミケーレオールアディジェで修行の後、パリ農学大学を卒業し世界中のワイナリーで醸造を体験し、現在はテラヴィヴァ(FIVI環境協会)の会長を務める、自然環境推進派の第一人者となっている。
マルチェロがノーヴァヤに参加した2005年から準備を重ね2011年から全ての畑を有機に転換しています。
生産本数は僅かな5万本、アマローネ、リパッソ、レチョート等高級で高品質なワインを主に生産している少量生産の優良メーカー。

完全無農薬、100%手摘み、多様生物、植物との共生。
蜂は自然度のバロメーター。大切な女王蜂への蜜は農薬を撒かれた蜜から決して取らない。
蜂はきれいな水を好み、自然の草花の蜜を求めて飛び交う。環境が悪ければ蜂は棲みつかない。
自然派のワイナリーでは畑にとって蜂は有益な昆虫として認識されている。
葡萄の樹の最前列に薔薇を育てるのは薔薇は最も繊細で菌に弱い。
ウドンコ病などでは葡萄より、バラが最初にダメージを受けるのでセンサーの役割りを果たしている。
薔薇のダメージ直後、葡萄への菌に対する処置が出来、葡萄を守る事が出来る。
自然酵母から低温長期醗酵で醸されたワインは亜硫酸の発生も少ない。
また、亜硫酸の添加自体も極微量で、自然の味わいを最大限尊重している。
亜硫酸の添加はオーガニック認定の使用制限値の半分以下で済む。
亜硫酸以外の添加物はもちろんゼロだ。
ワインが還元して臭くなってしまっては元も子もない。
しかし過剰な添加はワイン本来の魅力を殺してしまう。
だから、限りなくギリギリでクリーンでピュアなワインを実現している。
マルチェロが造るワインは、古典的な歴史と、現代ワイン醸造が完全に溶け込んだ不思議なワインだ。
化粧の一切を必要としない、自然に最も近い状態のクリーンなヴァルポリチェッラ・クラシコ。
15世紀からのヴァオナ家の継承者は、現代においても追及を怠らず進化し続けている。

(インポーター様資料より)

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