醸造方法
平均樹齢50年。植密度2500/ha―最大生産量60q/ha。
ローム質、粘土質ローム質堆積物の土壌。
一番古い区画で、非常に多くのブドウが混植されている。
3品種の他、リースリング、メルロー、アンチェロッタ、チリエジョーロなどを含む。(1種は判明していない。)
10月の第1週頃、畑全体の平均成熟度が満たされた頃に一斉収穫して一斉に作業を始める。
ワイン情報
ブラックチェリー、ブラックベリー、チェリーなどの赤い果実の強烈なノート。
口に含むと、タンニンは重要だが心地よく、優れた酸味と長い持続性があり、ボトルでの長期熟成に適している。
サラミ、赤身肉、ジビエのパスタなどと相性が良い。
サービス温度12-16℃。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
1982年、ウベルト・フィオーリはロンバルディア州のオルトレポ・パヴェーゼ西部にあるトラッツァ・コステ近くにワイナリーと隣接する土地を購入。
この地の伝統を受け継ぐブドウで、自家用のワインを造っていた。
2015年に彼の息子アレッサンドロとフェデリコが引継ぎ、大きな情熱を以って販売に向けたワインの醸造を開始。
何よりも、自然のリズムと調和した健全な農業を行うことで自分たちが住む土地を尊重している。
こうして情熱と実験に満ちたVNAの冒険が始まった。
彼らはこの土地を最新の土壌モニタリング技術を用いて地図化しており、平方メートル単位でどんな作業をすべきなのかを把握。
畑では天然由来のもののみ使用。薬剤師でもあるフェデリコはハーブを多用し病害などに対応。
許される唯一の添加物は、瓶詰め時にワインを保護するためのSO2数mg/Lのみ。
彼らは、最新の技術を取り入れつつも、最高のイノベーションとは結局のところ伝統を尊重することだと固く信じている。
(インポーター様資料より)