Herbes Folles Blanc / エルブ・フォル・ブラン 2019

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醸造方法

自生酵母
9月10日~ 9月25日収穫
10hlのグラスファイバータンクで40日間発酵
(そのままマロラクティック発酵)
そのまま8ヶ月熟成
無濾過・無清澄/瓶詰め:2020年7月7日
SO2無添加 トータル:36mg/L

ワイン情報

元エノロジストが立ち上げたドメーヌで生い茂った草という名のキュヴェです。
シスト土壌のシュナンブランをグラスファイバータンクで40日発酵、そのままマロラクティック発酵・熟成、ビオディナミカレンダー根っこの日に作業をしていました。

グリーンイエロー色、青りんごや爽やかな草原、ディルやミントの香り、黄色りんご食べたようなシャープな酸味に旨味もありスッキリしていますが味わい深いです。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

Savennieresサヴニエールと言えば真っ先に思い浮かべるのがあのニコラ・ジョリー。
ビオディナミのパイオニア的な存在の第一人者。
その直ぐ傍のAnjouアンジュで2013年から始めた、同じビオディナミ実践者がClément Barautクレモン・バローです。
1961年4月28日パリで生まれ、ブルゴーニュで育ち、ワインは小さな時から身近にありました。
ボルドー大学でエノローグを学び、造る方でなくコンサルタントとして様々なワイナリーで教える方として携わってきました。
1989年からロワールで20年以上、エノロジストとして働いておりました。
甘口ワインは発酵や瓶詰めが大変なので、彼のような仕事がとても重宝されます。
しかし、人にワインを教えるだけでは物足りなくなり、2010年、子供達が大きくなりもう1度自分の人生を見つめなおしたくなり、夢を叶えようと50歳を転機に自分のワイナリーを始めました。
選んだ地は何とロワール、ニコラ・ジョリーやマーク・アンジェリーとの交友があり、ニコラが自分の畑を縮小しようと手放す畑とご縁があったのがきっかけです。
それと彼は甘口ワインの難しさを良く知り尽くしているので、その甘いワインをどれだけナチュラルに造る事が出来るのか…に興味を持ったようです。
最初はシュナンブランだけを2haでスタート、2013年からグロローの黒ブドウも見つかり、今では3.5haになりました。
こんなに日本に入荷するのが遅れたのは、彼は元々ワイン業界で有名でしたから、最初のヴィンテージはフランス国内だけで売り切れ、そしてそれを聞きつけたベルギー、アメリカ、カナダ、オーストラリア、スウェーデン等々色んな国に輸出が始まりました。
需要に追い付いていないのが現状です。
人生をかけて醸造家に転向したクレモン・バローのワイン、ぜひお楽しみ下さいませ。
(2015.7.13第1回目訪問 新井順子)

(インポーター様資料より)

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