Malvazija / マルヴァージア 2018

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醸造方法

樹齢30年以下
1~3日マセ
ステンレス発酵
SO2瓶詰め時少量添加

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

イタリア北東部、トリエステへ向かう細長いカルソ地区のすぐ裏手、スロヴェニア国境超えて2km入った所にマルコ・フォンさんのカンティーナはあります。
このエリアは地下に鍾乳洞があるように、水捌けがよく(よすぎるので水不足になりやすい。)、ボーラという冷たく強い季節風の影響をほぼ一年中受ける、農業には大変厳しい土地柄です。
しかし何世代にもわたりフォン家はこの地で農業を営んできました。
マルコさんは若い頃は法律を志した聡明な方で、笑顔が素敵な、物腰の柔らかな人です。
自然を愛し、葡萄を愛し、この土地を愛しています。
畑は森や林に囲まれ、このあたり全体が古き良きヨーロッパの農業の形態が残っています。
16ヶ所に分かれた葡萄畑を合計3.5ha持ち、生産量は7000本~8000本、とても少ない収量です。
彼は白葡萄の樹をshe(彼女)、赤葡萄をhe(彼)と親しみをこめて呼びます。
一本一本に語りかけ、我が子のように育てているのです。葡萄の樹の間隔は広く、ところどころに果樹が植わっている畑もあります。
色々な植物が植えられているのが良い結果をもたらし、葡萄の樹のストレスが少ない事が、ワインの飲み心地に表れています。
そんな彼ですが、醸造室は決して見せてはくれません。
ワインは畑で作るもの、醸造設備の情報で飲むのではなく、ありのままを五感で飲んで欲しいからのようです。
その実直で本質的な姿勢は、ワインの味わいに現れ、飲む人の心を愛で満たしてくれるでしょう。

(インポーター様資料より)

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