醸造方法
除梗後ステンレスタンクにて野生酵母のみを使い発酵、短時間果皮と共に漬けたのち、同容器にて熟成。
無濾過無清澄にて瓶詰め。醸造時、瓶詰め時ともにSO2最低限添加。
ワイン情報
明るく透き通るルビー色の外観。赤系果実のフルーティーなアロマと包み込むようなフローラルな香り。
エレガントなベリー系の果実味とフレッシュな酸がバランスよく感じ取れ、余韻には小さな黒い果実が残ります。
このフレッシュで香りたつ若いワインは、娘のROSEMARYをデザインしたラベルになっています。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
カンティーナ・ジアラはプーリア州バーリの南、アデルフィアに位置する家族経営の生産者です。
ニカッシオ家は19世紀後半から葡萄栽培を続けており、現オーナー、ジョルジョ・ニカッシオは伝統を受け継ぎ古くから続く自然な栽培・醸造方法に則ってワイン造りを行っております。
栽培はビオディナミにて行い、プリミティーヴォを始め、フィアーノやグレコ、マルヴァジアの他、現在では希少な土着品種ヴェルデカなどの栽培を行っております。
樹齢は平均60年以上ととても古く、収量も1ヘクタール当たり30-40キンタルと非常に抑えられております。
醸造でも、この地域で古くから行われてきた白ワインのマセラシオンや、野生酵母のみを使った発酵、無濾過無清澄での瓶詰めなど昔ながらの自然な醸造を行います。
また、SO2の使用は瓶詰め時に極少量(15-20mg/L程度)添加するのみです。
カンティーナ・ジアラではワインを芸術作品と捉え、「葡萄畑の可能性を最大限引き出すには、正しい知識とスキルを持ち、只々誠実に葡萄と向き合い、丁寧に、細かく仕事をするだけ」と、日々畑仕事に励んでおり、そこで出来た健全な葡萄をそのままボトルに詰めたような、品種の個性やテロワールが如実に反映された味わいのワインを生み出しております。
(インポーター様資料より)