ワイン情報
このワインは、2015 年に目黒裕敬が初めて仕込んだワインの一つ、Rosato2015 をイ メージして仕込みました。
Bisは、イタリア語で「アンコール」という意味。
その名のとおり沢山の方のアンコールがあったため、復刻しました。
ラベルもまた、初年度の FAFシリーズのラベルをベースに作っております。
しかしながら、例年の2018年まで仕込んだ Rosatoとは全く異なるワインです。
Ripasso はイタリア語で「再び漬ける」という意味で、イタリアではしばしば、アマローネの搾りかすを他の赤ワインに浸して造る赤ワインがあります。
ただし、このRosato 2020 Bis Ripassoはネオマスカットで仕込んだ白ワインにFAFシリーズでお馴染みの大野さんが手がけるRossoのメルローの搾りかすを浸漬しています。
フランボワーズやラズベリーを思わせるチャーミングな面と、小さな白い花々を束ねた花輪、姫りんごのような可憐さを持ち合わせたロゼワインに仕上がりました。
今お召し上がりいただいても美味しいですが、1年寝かせてもより一層大人な女性に仕上がります。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
私たちは、宮城県川崎町で2015年からワインをつくっている農場=Fattoriaです。
蔵王連邦の麓にあるこの町はとても穏やかで、静かで、心地よい土地です。
畑と田んぼ、山と湖、小さな商店街とあたたかい人々。
訪ねてくださった方々が、この町の良さを感じてくださる時は本当にうれしいです。
「AL FIORE」は、代表の目黒浩敬が2002年仙台市内に開いたイタリアンレストランの名前です。
日本語で「一輪の花」を意味するAL FIOREということばには、
みなさんを魅了する一輪の花が、やがてタネをこぼし、
いつかお花畑のように、もっともっと多くの人々の幸せへと広がるように
という願いが込められています。
私たちのワイナリー「Fattoria AL FIORE」の活動は、レストランから始まった
AL FIOREの次のステージである「お花畑」の基盤をつくる第1歩です。
ワイン造りを通してご縁をいただいた素晴らしい仲間たちの活動を応援(支援)できる存在でありたいと思っています。
2014年、最初の畑を開墾した川崎町安達の周囲は耕作放棄と過疎化が進んでいました。
ここを人が集まる場所にできないだろうか? と考え、農園を開いてぶどうの樹を植え始めました。
志を持ったたくさんの人が集い、
誰もが対等な立場で、自然の恵みをいただきながらものを創造し、
その喜びをさらに多くの人と分かちあう状況をつくる。
この想いが私たちの活動の原点です。
(ワイナリー様資料より)