醸造方法
醸造:
除梗なし、破砕のグラップ・アンティエール、マセラシオン・カルボニックを20日間。
熟成:
10-20年の古い木製樽で8ヶ月間の熟成。
SO2無添加。
ワイン情報
弾けるような赤果実の奥に、オレンジやライチ、グァバなど様々な果実が。
この区画には1%ほど、セルドンに古くから伝わる品種、モンドゥーズ、ギュッシ・ノワール、また無名の白ぶどうも混植されており、オーヴェルニュのガメイを思わせる味わいの奥行!
☆銘柄名の由来☆
アメリカの天文学者、ヴェラ・ルービン女史へのオマージュとして名付けたワイン。
男性社会の中で活躍した彼女へのリスペクトを表現。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
最旬地域、ビュジェでスパークリングを造らない!
天邪鬼?風雲児?いや革命児!
日々の日常にうんざりしてる若者だった…
大西洋に面し、ボルドーから100Kmほどの距離にある、リゾート地ロワイヤンの近くで生まれたルイ。
若いころはとにかく様々な町、国を飛び回っていた。
これぞと言った物にまだ出会えていなかった彼は、淡々と大学へ行き、研修を終え、産業社に就職、出世、という決められたルートに従って生きていた。
しかし、複数の部門で経験を積んでいくうち、徐々に嫌気を感じ始めたルイ。
いくら自分の知識を社会改善のために活用しようとしても、無情な資本主義社会は彼の希望を次々と却下。
この時期から、『愛への渇望』が彼自身の中で膨らみ、耐えきれなくなってきた…!
初めて収穫を経験し、今までとは真逆な生活、生き方に出会い、衝撃が走った!
下記ルイ談
『ビュジェ(サヴォワ)に妻の知り合いが住んでいることから、初めて収穫を経験し、今までとは真逆な生活、生き方に出会い、即魅力的に思いました。
ボジョレーやマコンでの偉大な醸造元に出会い、自然とビオディナミ、ワインのパッションを教わりました。
ぶどう栽培とワイン醸造についてだけではなく、繊細さに耳を傾ける力、助け合いの大切さも伝授してくれました。
精神的に余裕を持ち始めた私は、ビュジェの素晴らしさを徐々に感じ始め、この土地でワインを造りたくなったのです。
私は心からワイン造りを愛し、妻を愛し、そしてワインを愛し、ビュジェを愛しています。
忘れかけられているこの土地で、私は色々とチャレンジしてみたいのです。
私は今まさに無条件の愛から、そして無条件の愛のために生きているのです。』
最注目地域、ビュジェで最先端のワインを生み出し始めた風雲児?台風の目?
2014年に始めて収穫の経験をしてからは早かった!
早々に仕事をやめ、ドメーヌ・ミッシェル・ギニエ、ドメーヌ・ヴァレット、ジュリー・バラニーなどの偉大な生産者の元で経験を積み、ビオ栽培、ビオディナミ栽培、自然栽培を学び素晴らしさを確信した!
前述の通り、自身のワインを造りたくなったルイは、2016年4月、ビュジェ地域に20アールの小さなぶどう畑を購入し、ワイン造りを開始。
その後徐々に畑を購入し、今では 2ha!ガメイ品種がほとんどだが、シャルドネ品種も少々(35アール)。
畑は刈りで耕し、植物や花が晴れ晴れと開花することを重要視。
畑に散布するのは、ビオディナミ調合、様々な植物の煎じ薬、黒せっけん、又はエッセンシャルオイルのみ。
AOC Cerdonのアペラシオンは、ガメイとプルサールを醸造した、甘めのアンセストラルで有名。
しかしルイは、このテロワールで発泡酒ではないワインを造りたい!
この地質は確実にすごいワインが出来るはずだ!と信じ、ラファエル・バルトゥッチに教えを乞いつつ、ビオディナミ栽培を実行。
今現在この地域で、スパークリングはなしで、白ワイン、赤ワインのみ生産しているのは彼だけ!
間違いなくサヴォワの革命児!
(インポーター様資料より)