醸造方法
各品種を別々に醸造。アルコール発酵後にブレンド。
グルナッシュ:
グラップ・アンティエールで10日間のマセラシオン・カルボニック。
モスカテル:
除梗100%で4日間のコールドマセラシオン。
ステンレスタンクで6ヶ月間の熟成。SO2無添加。
ワイン情報
―【ワイン名の由来】―
『Vinya』はカタルーニャ語で『ぶどう畑』 『トマス』は畑のオーナーの祖父(そして現オーナの名もトマス)!
現地の鍛冶屋でもある彼から、ダヴィッド・プジョル氏は畑を借り、ぶどうを栽培している。
―【味わい】―
エル・ボスク・クレマットがガストロノミックなら、こちらはナチュラルの手本のような1本⁉
ガルナッチャにモスカテルを入れ、奇をてらったような造りなのにフローラル&酸のバランスは流石のサルバ!
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
SDGsならぬSVGs(サルバゴールズ)!
日本で生まれたプロジェクト…。
陽の当たらぬ農家と大地に愛を!
■AMOR PER LA TERRAプロジェクト■
2019年第二回カタルーションで来日し、コスミック旋風を巻き起こしたコスミック・ヴィニャテーズのサルバドール・バットヤ・バラベッチュ。
一度会った事のある人なら分かると思うが、心底気のいい若者で、出会った全ての人を魅了すると言っても過言ではない。
来日時には、自然派ワインを幅広く取り扱うヤウメとモノクローム、cuvee3000などの経営・運営を行うチャビと一緒に全国各地を飛び周った。
もともと仲の良いこの3人組、日本の各地を周っていくうちに、ある一つのプロジェクトを思いついた。
それがこのAMOR PER LA TERRA(=地球の為に愛を=LOVE FOR THE EARTH)
サルバは若いころから農家として働いてきたが、仕事が正しい価値で評価されず悩まされてきた。
彼の父もぶどう栽培をしていたが、ワインは造らず全て協同組合に売り渡していたという。
そんな中コスミックを立ち上げ、自身のワインを生産しながらも、陽の目を見ない農家たちを手助けたい気持ちが徐々に膨らんでいた。
環境に優しい農作業を行い、ぶどうを栽培しているがワインは造れない、造らない農家の人達に手を差し伸べたい…!
ヤウメと色々と考えているうちに、2019年の来日が決まり、日本でコスミックを紹介している際に、『AMOR PER LA TERRA』を始めよう!とこの企画が生まれたのだ。
最終的にチャビもプロジェクトに参加しチームが結成!
自分たちのワインを造るのでは無く、農業を心から愛している人々のぶどうをサルバが預かりワインへと昇華させる。
目標は皆が関わり一つのチームとして『AMOR PER LA TERRA』のワインを造る事!
それが彼らの喜びなのだ。
(インポーター様資料より)