醸造方法
約半年ステンレスタンクで熟成させてから瓶詰。
ワイン情報
全国屈指のデラウェア生産量を誇る大阪。その中でもブドウ産地として 100年以上の歴史 がある柏原市。私たちフジマル醸造所はこの柏原市の耕作放棄地を中心に 2010年からブドウ栽培をスタートし、現在では 10圃場、約2haのブドウ畑を自社管理しています。
この2020年は梅雨が長く不作を心配していましたが、8月は一転、近年まれにみる快晴続きだったため、陽の光を十分に浴びたデラウェアの糖度は20度に達し、酸もしっかり残したバランスの良いブドウを収穫することができました。
昨秋リリースした「大阪デラウェア」は農家さんのデラウェアで仕込み、新酒ならではのフレッシュな味わいを楽しんでいただきましたが、今回リリースの「大阪デラウェア」は自社管理畑のデラウェアを 90%使用し、約半年ステンレスタンクで熟成させてから瓶詰したものです。
蜜リンゴをシャクっとかじった時のように口の中に広がるジューシーな果実味、ふわっと香るべっこう飴やサイダーの香りはどこか和を感じさせ、酸は丸く柔らかく、乳酸由来の厚みと旨味によって落ち着いたふくらみのある味わいにまとまっています。
優しくジューシーな果実味と柔らかい味わいは、お出汁・醤油・ソース・スパイスとの相性が良く、普段ビールがお供しがちな唐揚げ・焼き鳥・カレーなどにも是非合わせてみてほしいです。もちろん、お好み焼きとの相性も good です!