マスカットベイリーA 2019

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醸造方法

畑から届いた新鮮なぶどうを除梗・破砕し、低温管理の下、樹脂の開放タンク中で自然発酵。
毎日優しく丁寧にピジャージュ(櫂棒を用いてタンク内をかき混ぜる作業)を行うことで果皮や種子からフェノール成分を抽出しつつ、渋みや苦味は柔らかく抽出し、果帽が沈んできたところを見計らい、空気圧プレスで雑味が入らないように搾汁を行った後、フレンチオーク樽で約8ヶ月熟成させています。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

三重県名張市のマスカットベイリーAを100%使用した赤ワインです。
名張の青蓮寺湖エリアは 60 年の歴史を持つブドウの産地で、このワインのために毎年届けていただいているマスカットベイリーAの畑も今年で 50 歳。
丁寧に手入れされた畑の真ん中には、開墾当時から根を張っているという立派なマスカットベイリーA が生き生きと枝を伸ばしています。

そんな畑から届いた新鮮なぶどうを除梗・破砕し、低温管理の下、樹脂の開放タンク中で自然発酵。
毎日優しく丁寧にピジャージュ(櫂棒を用いてタンク内をかき混ぜる作業)を行うことで果皮や種子からフェノール成分を抽出しつつ、渋みや苦味は柔らかく抽出し、果帽が沈んできたところを見計らい、空気圧プレスで雑味が入らないように搾汁を行った後、フレンチオーク樽で約8ヶ月熟成させています。

品種に特徴的なベリー感は控えめで、ふくよかな香り、心地よい酸とじんわりと身体に染み入るような優しい口当たり、みずみずしさと落ち着いたルビーの色調が特徴です。

【生産者情報】
2010年、ワインショップFUJIMARUやカーヴ・デ・パピーユなどワインショップを経営する株式会社パピーユが、ボランティア数名とともにカタシモワイン&フード(通称カタシモワイナリー)より、柏原市大県(おがた)にある『堂の内畑』(マスカットベリーA)を借り受け、カタシモワイナリー内にて委託醸造を開始、『ドメーヌ・デ・パピーユ』ブランドのスタート。
2011年、耕作放棄地であった『岩崎谷畑』を大阪府の外郭団体みどり公社の斡旋で地主さんより借り受ける。
再開墾し垣根仕立てのぶどう畑(メルローなど)を造成。
2012年、高井田にてデラウェアとベリーAの畑を新たに賃借。
また、羽曳野市の飛鳥ワインにて太子町のデラウェアを委託醸造。
2013年、大阪市中心部、島の内にて醸造所を設立。
自社畑産ブドウのほか大阪や日本各地から買いブドウを仕入れて醸造しています。
日本でも類を見ない都市型ワイナリー『島の内フジマル醸造所』です。
2013年以降はすべて島之内フジマル醸造所にて醸造。
そして2015年8月には東京・清澄白河にフジマル醸造所をオープン。
こちらではおもに東日本のブドウ栽培農家さんから原料葡萄をわけてもらって醸造しています。

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