醸造方法
2019は極低温でクラッシュしたぶどうを3日間スキンコンタクトする、どうぶつシリーズで多く取り入れている手法で醸造を行いました。
そして発酵中の管理は極酸化的に。
皮などから抽出されたタンニンを柔らかくすると同時に個人的にあまり好きでない還元香の生成を抑えています。
その後はステンレス製の小樽にて酸素接触を絶って熟成を行いました。
ワイン情報
北海道産ぶどうならではの酸がキレイに喉の奥へ抜けること、そして体に染み入るような優しい味わいを目指して造りました。
北海道余市の契約農園さんぶどうを使用しています。
トップに来るのは華やかなケルナーの香り。
例年まとわせている綿菓子のようなニュアンスは感じられません。
口に含むとかすかな苦味とともにボリューム感ある液体が流れ込んできます。
豊かな酸が数多い要素をまとめ、最後に喉の奥へキレイに抜けていきます。