醸造方法
別々に樹脂タンク発酵、6月にアッサンブラージュ、スターターのみ亜硫酸少量使用。
東京入港2021年8月末。
ワイン情報
2019年もシュナンの甘い果実味とシャルドネの蜜っぽさが合わさった親しみやすい甘やかな味わいです。
ホワイト・ラビットの由来は不思議の国のアリスから。
東京入港2021年8月末。開花率85~90%程。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
アンジェから車で1時間弱南下すると Faveraye ファヴレイという町があります。
風が多く吹くこの地方は風車が多くありました。
ジャン・マリーの蔵 LA VINOTERIE はそんな古い風車の後のある古民家にあります。
2017年まで10年間 Les Roches Seches というドメーヌにて仲間3人でワイン造りをしていましたが、方向性の違いから、2018年に独立しこの LA VINOTERIE を造りました。
トゥール生まれで代々ワイン造りをしている家ではありませんでしたが、おじさんがボルドーでワイン造りをしています。
そのおじさんの家にバカンスに行ったときにワインに興味を持ち始め、ワイン造りを志すようになったそうです。
現在30代半ば、好きなことを仕事にしたいというよりは、楽しみながら仕事をしたかったという彼は、自由にのびのびとワイン造りをしています。
畑は以前のドメーヌの畑の一部を買い取り約4ヘクタール所有しています。
1.4haがシュナンブラン、1haにシャルドネ、もう1haにはグロロー、そして0.6haにカベルネフランが植わっています。
アンジェの南側、黒アンジェと呼ばれるシスト系土壌です。
近くにはレイヨン川が流れていて水分が溜まりやすいですが、土壌が砕けやすいために水分は根の奥へと浸透していくそうです。
醸造に関しては、シャルドネを早摘みして発酵を促すためにスターターを造ります。
スターターには、微量の亜硫酸を入れて(20mg/L)悪い酵母が出ないように落ち着かせます。
2017年は瓶詰め時に少量のSO2を添加しています。2018年からは、スターター以外には基本的に亜硫酸を添加していません。
どうしてもねずみ臭(豆臭)が出ないように作りたい、そのためにはどうするべきかをとても真剣に考えてワイン造りをしています。
まだまだ新しい環境で新しい醸造方法で始めたばかりのジャンマリー。
今後期待の若手生産者です。
(インポーター様資料より)