醸造方法
手摘みにて収穫。マセラシオン無し。
ベースワイン6ヶ月間フードルにて熟成。
プヌマティックプレスにて10時間。
瓶内二次発酵15ヶ月熟成。
ドサージュ1g/L。フィルター無し。
SO2添加無し。
ワイン情報
2018年はアルザス全体的に収量が多く、6~8月と高温な日が続いたため、酸の落ちが早く、収穫タイミングがとても難しい年となった。
その反面、フェノールが良く熟した、健全な葡萄を得ることができ、無添加でワインを醸すのに好条件が整った年。
2018年ヴィンテージからクレマン・ルイと同じく亜硫酸無添加に切り替え、ドサージュ量も減らし、よりナチュラルな造りに近づけた。
味わいも以前と異なり、酸が際立った味わいから、角のとれた膨やかさのある優しい味わいとなった。
サービス温度帯も以前のクレマンより幅広く、それに伴いお食事との相性の多様性も広がったとヴァンサン本人も新しいスタイルに満足している。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
当主であるVincentの曾祖父であるHanry Grossが1950年に1.5haの畑を購入。
当時は栽培した葡萄を販売し生計を立てていたが、1965年から祖父のLouis Grossがワインを造りはじめる。
Domaine Gross (ドメ-ヌ・グロス)1980年にVincentの父であるRémy Grossが現在のワイナリーをDomaine Gross設立、畑は2.5haまで増える。
南仏やアルザスのクライデンヴァイスでの研修を終えたVincent Grossが2006年より醸造、栽培に加わり直ぐさまビオディナミ農法を取り入れる。
2010年にVincentが当主に就任。
現在は畑は10haまでに増え、祖父、父、母、Vincent(現在37歳)の三世代でワインを造り続けている。
畑の多くは粘土、泥土、石灰。アルザストップのミュスカが生産されるGC Goldertを所有している。
品種本来の香りを引き出しテロワールを最大限に表現すること重要視している。
エチケットはVincentの息子のLouis君と娘のCharleneが描いた。毎年エチケットのデザインが変わる。
(インポーター様資料より)